だいたい島津のせい
2016/4/5
なんとか雨が午前中で終わり、午後から曇りに
竜ヶ水のライダーハウスMASUをはい出て、
明治日本の産業革命遺産である尚古集成館に行きます。
仙巌園と併設しています。
桜島が見える庭園
島津家の別邸であり、内部の見学ができます。
語るに及ばず。
和式の庭園なんて、見ることはできなくなりましたね。
ここに鉄製大砲があるじゃろ?
鉄を自在に加工する技術がなかった時代
一から技術を開発する必要があった。
その鉄を加工するための反射炉
…の、煙突部分のレプリカ
こちらは、本物が立っていた場所の跡地
尚古集成館
集成館事業とは、大まかにいうと
製鉄・造船・紡績技術の近代化のために、技術を結集したこと
中は資料館になっており、島津家の歴史と集成館事業について勉強できます。
自分が知っている範囲の島津家について
あの薩摩藩藩主- 「島津に暗君なし」といわれるほど、文化的・武力的に優れた一族
- 示現流を発案
- 朝鮮出兵時に殿軍を務め、生還
- 「島津の退き口」と言われるBattle of Sekigaharaでの撤退戦
- 鬼島津
- あの大英帝国と戦争状態になった、薩英戦争。完全敗北ではなく講和。
- 英国との講和から、仲良くなる
- 紅茶などの高級品を生産し、外貨を獲得し、大使を密航させ、技術を持ち帰る
- とある国の技術と交換で、姫を嫁がせる
- 武家でありながら、2人の姫が将軍御台所(将軍の正妻)に
- 日本国旗「日の丸」を考案した島津斉彬(なりあきら)
- 琉球王国と奄美群島を植民地化(自治は認めていた)
- 島津斉彬 集成館事業により近代産業の基礎をつくる←NEW!世界遺産!
明治日本の産業革命
=島津家が英国相手にやらかして
その後世界の流れを読み産業革命
日本全国がそれに従う形で産業革命
つまり、しばらくの俺の旅は島津の偉業をたどる旅ということになる。
だいたい島津のせい
島津家が色々な意味で化け物の集団だということがよく分かりました。
そういえば、最近流行ってる「ドリフターズ」の主人公も島津家の人間だよな…
今回も、ありがとうございました!
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